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旅行・遠征に最適! 最前列の展望席に乗れる列車③「やくも」

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運転士さんのように、前方の景色の迫力を体感できる『列車の展望席』。旅行や遠征で遠出する際に、こうした席を利用するときっともっと道中が楽しくなりますよ!
そんな特等席を押さえるための方法もお知らせしてしまうこのシリーズ。初回は東京周辺から伊豆方面に出掛ける人向けに「スーパービュー踊り子」を、2回目は大阪周辺から紀伊半島の沿岸部に向かう人向けに「くろしお」の展望グリーン車をご紹介しました。
今回のターゲットは中国地方。岡山から中国山地を縦断して米子・松江・出雲市へ向かう特急「やくも」について書いてまいります。
前回ご紹介した「くろしお」と同様に大幅に安くグリーン車の展望席の切符を買う裏ワザもお伝えしますので、ぜひご覧ください!
 

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「やくも」の概要

「やくも」は、中国地方の南側の「山陽」と北側の「山陰」を結ぶ列車。
岡山から出雲市まで、深い山を越えて3時間ほどを走ります。
この列車では、かつての「くろしお」と同様に、国鉄時代から使われている特急車両381系が今も元気に活躍しています。
ほとんどの「やくも」には展望席は無いのですが、3往復のみ、展望グリーン車が出雲市方向の戦闘車に付いた編成で運行されます。
2017年2月現在では、展望グリーン車付きの編成で運行しているのは、下りはやくも7号・9号・23号・25号です。上りのやくも6号・8号・22号・24号も同じ車両が使われますが、岡山側の先頭車は展望席ではないので、下り列車だけ考えていれば良いと思います、
なお、検査などの関係でやくも7号・23号・6号・22号は展望席の無い編成で運行する場合もありますので、乗りたい日が決まったら「鉄道ダイヤ情報」の巻末の編成変更一覧を見て確認をされると良いでしょう。
また、25号だと暗い時間帯が中心になるので、前面を視認するのは難しく、前面の窓によって客席が反射して見えるような感じになります。

車両について

展望グリーン車がある381系では、基本編成が6両となり、その先頭の1号車がグリーン車です。
私は7号と23号に1回ずつ乗りましたが、意外にも普通車は指定席も自由席も混んでいて、グリーン車にして正解だったなぁと感じました。
特に一昨年は出雲大社へ縁結び祈願に行くのがブームみたいになっていましたので、そんな感じの女性たちで岡山駅のホームがあふれ返っていましたね…。(失礼)

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展望席はコレだ!

展望グリーン車である1号車では、1番が最前列となります。
グリーン車は3列シートで、出雲市に向かって左側が2人席、右側が1人席。
左からAB席+C席という配置ですので、一人旅派の方は1号車1番C席を押さえるべし、と覚えておきましょう!
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【実際に乗ると】

運転席の逆側にあたる進行方向右側の最前列のシート『1番C席』では、視点はほどほどの高さでしっかり前方を視認できます。
しかし!2014年に米子のチュウブYAJINスタジアムでのJ3の試合(鳥取vs長野)を観に岡山から米子に向かってこの席を利用した時は、倉敷から新見まで運転士の指導役?のおじさんが目の前に座り、おじさんを展望することに!
景色を見る視界は狭くなりましたが、運転士さんのお仕事ぶりを拝見する貴重な機会になりました。
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一方、運転士さんの背後にあたるAB席では、「くろしお」(オーシャンアロー型)ほど視点が低いわけではないので、そこそこ前方もしっかり見えるのではないかと思われます。
また、A席なら川沿いに走る区間の景色をしっかり見えるので、横の車窓ならA席に軍配が上がるでしょうね。


展望席を押さえる方法

1ヶ月前にみどりの窓口で申し込む

グリーン車指定席も普通車指定席も、確保する基本的な方法は、乗車日の1ヶ月前の同日の10時に全国のJR主要駅にあるみどりの窓口で申し込むことです。
なるべき混んでいる駅は避け、余裕のありそうな駅の窓口に9時55分頃に行って申込用紙を窓口の人に渡すと良いでしょう。

1ヶ月前にe5489で申し込む

「やくも」は、JR西日本のインターネット予約サイト「e5489」(ごよやく)でも座席指定をした予約ができます。
1ヶ月前の少し前から事前予約もできますが、これは私が試したところ座席指定ができなかったので、やはり1ヶ月前の10時から列車選択画面に入る方が良いのではと思われます。
日付・区間から検索して列車を選び、グリーン車か普通車のどちらにするかを選択するとシートマップを表示できますので、そこから1号車1番C席を見つけ次第予約をすると良いでしょう。

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展望グリーン車を格安で利用する方法

「くろしお」の時と同様、JR西日本管内で使える秘伝の方法をお伝えしましょう!
今回の記事で最も大切な部分ですので、ぜひ覚えておいてくださいね。
J-WESTカードを所有していれば「e5489」の中で選べる、『e早特』で予約ができます。
価格はコチラの一覧表に出ているのですが、岡山から松江までの特急券+グリーン券の値段は3,190円! 終点の出雲市まで乗っても、3,410円で済みます。
https://www.jr-odekake.net/goyoyaku/e5489/ticket/ehayatoku/pdf/onedan_ehayatoku_150314.pdf
通常期の普通車指定席の特急券が、岡山→松江だと2,680円、岡山→出雲市だと2,900円しますので、e早特を利用すれば僅かな差額でグリーン車に乗れるのです!
もちろん最前列の展望席割引の対象に。そうした特典があるJ-WESTカードは年に1、2回しかJR西日本を利用しない人にだって十分おトクなんですよ^^

岡山から山陰に向かうなら展望席も選択肢に!

以上、今回は展望席に乗れる列車のご紹介の第3弾として、岡山から米子・松江・出雲市へ走る「やくも」の展望席の様子や指定の取り方を書いてまいりました。
日中でなおかつ毎日展望グリーン車が連結される「やくも7号」が、この方法の王道の列車となります。検査などで展望型ではないグリーン車になる時もある7号・23号を利用する際には、乗りたい日が決まったら「鉄道ダイヤ情報」の巻末の編成変更一覧を見て確認をされると良いでしょう。
「やくも」は他の人気列車と比べるとそこまでグリーン車の利用者は多くないので、連休などでなければ比較的展望席の確保はしやすいのではないかと思われます。

ここまでの3回で関東・関西・中国地方と西に向かってきたので、次回は四国をに向かう列車を題材にする予定です。
日本には展望席に乗れる列車はたくさんありますので、ぜひ次回もご覧ください!

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