クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(4/4)
クレジットカードの発行審査に関して知っておきたい知識をまとめたこの特集。
最終回の今回は、短期間に申し込むいわゆる「多重申込み」の危険性と、逆に良好な履歴を増やして審査に通りやすくする方法をご紹介します。
この全4階の中で最も重要な記事ですので、ぜひ覚えておいてくださいね!
短期間に連続で申込むのは危険
前回の記事に関連する内容となりますが、「入会申込みをしてその結果が出ていない状態のカード」がある場合は、申込み欄は埋まっているが審査結果は空白、という状態になります。
この状態のカードがある場合、つまり審査結果を待っている状態で別のカードを申し込むのは、避けた方が賢明です。
「前のカードの審査結果が出ていないに続けてカードを発行するような、支払いを踏み倒す可能性が高い危険人物」と判断される可能性があります。
こうして審査落ちをしてしまうカードがあると、半年経つまで審査落ちが審査落ちを呼ぶ悪循環に陥る可能性が高まりますので、この観点からも、無理に連続でカード申込みはせず、カードの申込みは2ヶ月に1枚程度のペースにして、もしも審査落ちしてしまったら次回のカード申込みまで半年待つ、というスタンスにした方が良いでしょう。
逆に、良好な記録を残していく方法
ここまで、「個人信用情報開示報告書」の減点項目ばかりをお伝えしてきました。
しかし、逆のことをすれば、良い支払記録を残すことも可能です。そうすることで、次のカード発行で審査可決となる確率がどんどん上がっていきます。
「個人信用情報開示報告書」では、各カードの毎月の支払記録も表示されます。
この中で、支払い代金が発生しなかった月は空欄となりますが、支払金額が発生し問題なく支払に至った月は、「$」マークが付記されます。
この$マークは、決済額が100円でも100万円でも同様に付きます。
したがって、普段あまり使わないカードでも月に一度、コンビニコーヒーを買う時に決済で利用するだけでも、多くの$マークをあなたの「個人信用情報開示報告書」に残すことができます。
空欄が多いことは決定的なマイナス要因にはならないでしょうが、『入会キャンペーンの時だけ決済に使ってその後は使わなくなる人』という印象に繋がる可能性はありますので、普段使わないカードでも時々は少額決済をすることによって、『一度カードを作ったら何度も繰り返し利用してくれる人』とカード会社に高評価してもらいやすい状態を目指しましょう!
カードの信用はあなたの信用。うまく使えば評価は上がる
以上のように、クレジットカードの審査を通りやすくするには、信用情報のマイナス要因をなくし、逆に高評価の要因を増やすことが重要になります。
カードの信用は、あなた自身の信用として、様々な会社がその信用情報を利用します。
信用情報に傷を付けると、ローンなど先々のことにまで影響を及ぼしますが、高評価を重ねれば、より優れたカードにも入会しやすくなります。
クレジットカードの活用は、コンスタントにマイルを積み重ねる上で非常に優れた方法ですので、ぜひご自身の信用状態を良好に保つことを心掛け、大量のポイントやマイルの獲得などに繋げていただければと思います。
・関連記事・
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈る!お役立ち情報 All Rights Reserved.
クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(3/4)
クレジットカードの発行申込みは、日々の生活でも旅行先の支出をスマートに済ませる上でも非常に効果的な方法です。ご自身の信用状態を良好に保っていけば、無理なく2ヶ月に一枚ほどのペースで発行しても、問題なく審査を通過して発行してもらえるケースも多くなります。
今回は、我々申込者が信用状態に傷をつけず継続的にポイントを獲得していくための工夫について、書いてまいります。
クレジットカードを所有している人は多くても、この仕組みを知っている人はなかなか多くありませんので、今後の生活に活きる知識としてお読みいただければと思います。
クレジットカードの最大の注意点
クレジットカードの発行には、気を付けなければいけない点があります。
それは、カード会社の発行審査に落ちてはいけないこと。
審査が通らなければ、半年後まで「この人は審査に落ちましたよ」という記録が残ってしまいます。
これは、以前の記事でご紹介した「個人信用情報開示報告書」を主に各カード会社が審査する上で参照するからであり、この報告書に悪いデータが残っているほど審査に通りづらくなるのです。
延滞の記録は「5年間」、審査落ちの記録は「半年間」残る
今回の記事では、最低限、このことだけでも覚えておいてください。
クレジットカードの支払を延滞することは、図書館の本を返却期限後に返すのとはわけが違います。
支払期限までにカード会社へ入金ができなかった場合、実際に多いのは口座引き落としの際の残高不足など支払いができなかったった場合、延滞の記録がCICの「個人信用情報開示報告書」に残ってしまいます。
この欄には、過去5年間の支払状況が記録されますので、延滞をしてしまうとその記録は5年後まで残ってしまうことになります。
カード会社はこの記録を審査時に参考する場合が多くありますので、延滞の記録があるほど、カードの発行審査で否決される可能性が高くなります。
次に、審査落ちについてですが、「個人信用情報開示報告書」では、実際に所有しているカードの支払状況だけでなく、過去半年のカード申込み記録及びその結果も記録されます。
つまり、カード発行審査が否決されてしまった申込みがあった場合、その記録は半年残ることになります。この否決記録が多いほど、カードの申込み時の審査で否決される可能性が高くなりますので、審査に落ちた申込みが最近にある場合は、審査落ちから半年経ってからカードの申込みをした方が良いでしょう。
今回挙げていった点も含めて認識しておくと、審査に落ちる確率は下がってまいります。
次回はその最終回として、逆に自己の支払履歴を良好にしてカードを発行しやすくする秘訣についてお伝えしてまいります。
・関連記事・
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈る!お役立ち情報 All Rights Reserved.
クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(2/4)
前回に第1回目を書いたクレジットカードに関する知識。
全4回の2回にあたる今回は、クレジットカードの発行審査に備え、事前に知っておくと良いカード会社に関する事柄をさらに深堀りして書いてまいります。
知っているようで知らないこともあると思いますので、ぜひご覧ください。
カードの国際ブランドとカード会社は、全然違う
まず、今回の記事のはじめに一つ整理したいことがあります。
国際ブランドとは、
VISA、マスターカード、ダイナース、アメリカン・エキスプレス、JCB…といった、様々な国での決済を可能にする“決済機構”
カード会社とは、正確にはカード発行会社(イシュア)といい、
三井住友VISAカードやJALカード、イオンカード、楽天カード…のような、カードを発行し入金管理等を行う会社 を指します。
つまり、「VISAのマークが付いたJALカード」は、『VISAインターナショナルから発行ライセンスを得た、株式会社JALカードが審査し発行したカード』なのです。
審査をするのは、カード発行会社(イシュア)
ここまでお読みいただければ想像がつくかもしれませんが、クレジットカードに入会したいと思った時に、申込むのはカード発行会社であり、審査するのもカード発行会社です。
(ちなみに、どこの会社がカード発行会社なのかは、申込み用サイトの同意事項等の欄に必ず書いてあります。)
国際ブランドをVISAにしてもマスターにしても、利用場面で違いはあっても、審査に関しては違いはありません。
したがって、審査をするカード発行会社の身になって自身の信用状態を良くしていくことが、希望通りカードを発行していくためにはとても大切になります。
【重要】審査するカード会社の判断材料はコレだ!
カード会社には、一日に何件も入会申し込みが届くわけですから、一人ひとりの審査をゼロから開始するのは時間的に非効率的です。
そのため、個人信用情報機関『CIC』が管理する、一人ひとりの「個人信用情報開示報告書」という情報をもとに、この申込者はきちんと支払を毎回済ましているか、どのようなカードを発行しているかなどの情報を参照し、カード発行の可否の材料にしているということです。
したがって、審査に通りたければ「個人信用情報開示報告書」に記録される情報を良好に保つ必要がありますし、それができていれば、数ヶ月に1度クレジットカードを作るだけで海外に行けるくらいのマイルがどんどん貯まっていくという好循環のサイクルに乗ることができるのです。
今回は、クレジットカードの発行審査に備え、事前に知っておくと良いカード会社に関する事柄を書いてまいりました。
審査に関する背景はこれでご理解いただけたかと思うので、次回は審査落ちを絶対にしないための対策について書いていこうと思います。
ぜひまたご覧いただければ嬉しいです。
・関連記事・
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈る!お役立ち情報 All Rights Reserved.
クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(1/4)
今や多くの人が利用しているクレジットカード。
キャッシュレスで簡単にお買い物ができて、さらに新規入会や利用額に応じて多くのポイントを貰えるのも魅力的ですよね。
しかし、理解が浅かったり、申込み方が雑だったりすると、カードを発行してもらえないだけでなく、その後ローンを組めなくなったり影響が出てしまう可能性があります。
そのため、今回は、クレジットカード会社がどのようにカード審査を進めていくかをご紹介しながら、審査落ちする要因を極力減らしてクレジットカード申込みにそなえる方法を考えていきたいと思います。
クレジット=与信=あなたの信頼
根本的なことですが、クレジットカードの存在意義は、後払いが可能になることです。
クレジットカードに入会することによって、商品を買う時に、その場でお金を支払わなくともカードによる後払いで取引を行う資格を得られるのです。
言い方をカード会社基準にすると、カード会社は、信用がおけそうな人にはカードを発行して、商品購入から後払い(後日の口座引き落としなど)までの間はその購入代金を肩代わりし、引き落としがされたらカード会社の負担分はチャラになる、という図式です。
逆に言えば、「買うだけ後払いしないで逃げそうな人」には、カード会社はカード発行をしたくないのです。
ですので、カード発行を申し込むときには、「自分はいつもしっかり払っていますから心配する必要ありませんよ」という証拠を残しておくことが重要です。
カード会社は、なるべくカードを発行したい
カード会社のビジネスのひとつは、「手数料収入」です。先ほど私は、商品の購入代金を一時的に肩代わりすると書きましたが、実際には、カード会社は「カード払いを受け付けた店舗」から数%の手数料を収受しています。
したがって、カード会社にとっては、”自社のカードを使う人を増やすこと”と”一人当たりのカード利用額を増やすこと”が重要な業務なのです。
そのため、審査基準さえ満たしてくれていれば。できるだけ門前払いせず多くの人に発行したいというのが本音です。それさえ理解していれば、できることなら審査を通過してもたいたい、というカード会社の本音はおわかりいただけるでしょう。
それがわかっていれば、クレジットカードの審査だからといって必要以上に身構えたりする必要はありませんよ!
以上、今回はクレジットカードの審査に通りやすくなるための、まずは概念をお伝えしてまいりました。
次回は、VISAやマスターカードなど、間違って認識しがちな「国際ブランド」と「カード発行会社」の違いについて解説していきますので、ぜひまたご覧ください!
・関連記事・
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈る!お役立ち情報 All Rights Reserved.
サイトマップ
このページでは、本ブログにて掲載している各記事をカテゴリーごとにご紹介しています。
順次更新してまいりますので、ぜひさまざまな記事をご覧になってください!
サッカー情報-2017
・【熱戦期待のマニアックセレクト】J1前半戦の5大注目カードはコレだ!(1/3)
・【熱戦期待のマニアックセレクト】J1前半戦の5大注目カードはコレだ!(2/3)
・【熱戦期待のマニアックセレクト】J1前半戦の5大注目カードはコレだ!(3/3)
・2017Jリーグ順位予想&見どころ満載の試合を考えてみた!(J1編)
・2017Jリーグ順位予想&見どころ満載の試合を考えてみた!(J2編)
サッカー情報-2016
チケット入手のコツ
・どのプレイガイドならチケット発売日に取りやすいか実践してみた【第1回:サンクス編】
・どのプレイガイドならチケット発売日に取りやすいか実践してみた【第2回:ローソン編】
海外旅行情報
・【治安対策】海外街歩きで盗難等の犯罪被害を防止する超簡単テク5選(前編)
・【治安対策】海外街歩きで盗難等の犯罪被害を防止する超簡単テク5選(後編)
国内旅行情報
・旅行・遠征に最適! 最前列の展望席に乗れる列車①「スーパービュー踊り子」
・旅行・遠征に最適! 最前列の展望席に乗れる列車②「くろしお」
・旅行・遠征に最適! 最前列の展望席に乗れる列車③「やくも」
クレジットカード情報
・クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(1/4)
・クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(2/4)
・クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(3/4)
・クレジットカード審査に通りやすくなるために知っておくべき知識(4/4)
このブログについて
プライバシーポリシー
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈るお役立ち?情報 All Rights Reserved.
『俺Jリーグアウォーズ2016』を開催してみた(4/4)
私個人が2016年に観戦してきた独自の視点で優れた選手たちを選ぶ『俺Jリーグアウォーズ』の4回目を書いてまいります。
1回目の記事ではJ1とJ2のMVPを、2回目の記事ではJ1とJ2のヤングプレーヤー賞と最優秀助っ人賞、3回目の記事ではベストマッチ賞と最優秀我慢賞を発表してまいりました。
今回は、その最終回。Youは何しに賞、そして特別功労賞の2つの賞を発表します!
今回もやはり実在しない独自の賞ですので、暖かく見守りながらお読みいただければ幸いです。
6.Youは何しに賞
J1:オーマン(名古屋)
またもや勝手に作った賞です。
まずJ1では、「24歳の長身DF」としてシモビッチとともに脅威を感じさせる肩書きで名古屋に加入したオーマンです。
開幕の時期はスタメンだったものの、日本人についていけないアジリティと、楢さんのおでましが頻発してしまう裏への弱さで、使えるDFがただでさえ少ない小倉ンパスでベンチメンバーに。
ボスコさんにはもはや相手にされず、後半戦はほぼ使われずに降格を見届けることになりました。
J2:ブルーノ・メネゲウ(C大阪)
フォルランで失敗したセレッソが、「助っ人は質より量」とばかりに獲得したソウザ、リカルドサントス、ブルーノ・メネゲウ。
序盤はまぁまぁ噛み合っているシーンもありましたが、決定的な活躍をした試合は少なく、早くも7月初めには中国へ移籍していってしまいました。
その直後に行った札幌戦では、もういないのにゲート付近ののぼりが燦然と輝くという、「いなくなったことにも気付かれない」助っ人として受賞に値する存在となってくれました。
7.特別功労賞
永井秀樹(東京V)
J2を観に行っても、別格のロマンを放っていましたね。
若い人は知らないかもしれませんが、「ヴェルディ=チャラい」の代名詞みたいな人でしたからね。石塚さんと並んで。
今や10代の選手たちも多いヴェルディの中で、父親のように周囲を使いながらプレイする姿は、50歳までやってほしいなぁと思わせるものでした。
所属クラブも、
ヴェルディ川崎
福岡ブルックス (現 アビスパ福岡)
清水エスパルス
横浜フリューゲルス
横浜F・マリノス
東京ヴェルディ
大分トリニータ
FC琉球
東京ヴェルディ
FC琉球
東京ヴェルディ
と、クラブ名からも現役期間の長さがうかがい知れます。
まぎれもなく、Jリーグを支え続けてきた偉大な選手の一人です。長きにわたる貢献に、敬意を表したいと思います。
以上で、全3回にわたる『俺Jリーグアウォーズ』は終了となります。
勝手なチョイスにお付き合いいただき、ありがとうございました。
2月に入りましたら、2017年のJ1前半戦の見どころとなる試合を挙げていきたいと思いますので、ぜひまたご覧いただければと思います!
・関連記事・
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈る!お役立ち情報 All Rights Reserved.
『俺Jリーグアウォーズ2016』を開催してみた(3/4)
私個人が2016年に観戦してきた独自の視点で優れた選手たちを選ぶ『俺Jリーグアウォーズ』。
1回目の記事ではJ1とJ2のMVPを、2回目の記事ではJ1とJ2のヤングプレーヤー賞と最優秀助っ人賞を発表してまいりました。
今回は、その3回目として、ベストマッチ賞と、最優秀我慢賞の2つの賞を発表します!
いずれも実際には実在しない独自の賞ですので、もちろん勝手な選択にはなりますが、今シーズンの見どころを増やすという意味でも楽しみにしていただければと思います。
ベストマッチ賞
J1:2016/7/23 福岡2-3鳥栖(レベスタ)
良い試合はたくさんありました。
ただし、J1は全体的に2ステージ制の影響か、おとなしい展開の試合が多かったように思います。
34試合で3位以上が決まるわけではありませんでしたからね。
一方で残留争いは実質1ステージと同様でしたかた、白熱した試合が多かったと思います。
そんな中で、私が最も興奮したのはコチラ。福岡と鳥栖の九州ダービーです。
開幕戦では2-1で鳥栖の勝利。7月のこの試合では、前半は探り愛のような0-0でしたが、後半早々にオウンゴールで福岡が先制してからは導火線に火が付いたかのような展開になりました。
そこから鮮やかに3発で試合をひっくり返したのは鳥栖。特に中盤でボールを奪ってから左サイドの吉田豊に展開、吉田からのクロスを鎌田が頭で叩きこんだゴールは圧巻でした。
福岡も終盤に1点差に詰め寄ったものの及ばず。ダービーらしい熱戦は鳥栖の勝利となりました。
J2:2016/11/12 千葉1-2札幌(フクアリ)
J2はJ1以上に試合数が多いので非常に悩みましたが、昇格争いの結末に大きな影響を与えたこの試合を選びました。
前半から均整のとれた緊張感ある試合は、千葉が先制して動きます。ホーム最終戦で意地を見せたい千葉の守りに札幌は無得点の時間が続きましたが、残り約10分というところでセットプレーから都倉が気迫で押し込んで同点に。
引き分けでは最終節に勝つ必要がある札幌はさらに攻めます。そして、ラストプレーかと思われた90+5分、キーパーからのロングボールを、抜け出した内村が執念のシュート。美しい弾道でゴール左に吸い込まれ、札幌は自動昇格に大きく近づく勝て点3を積み上げました。
その結果、最終節は引き分けでも良い金沢戦でミッション通りの0-0。試合内容は別としてきっちりと昇格を決めました。
最優秀我慢賞
J1:アルビレックス新潟サポーター
ラスト3試合を全敗しながら、それ以上に弱かった名古屋のおかげでキリギリの残留を果たした新潟。
なんといってもハイライトは、10月のアウェイ・磐田戦でしょう。
9月に名古屋に勝っていればほぼ残留が決まりだったにもかかわらずその試合をプレゼントしてしまい、天皇杯では大学生にも負けそうに。(ラファエル・シルバの4発のおかげで延長で勝利)
磐田戦を迎える時点では、J1で最も勢いが無かったのは新潟だったでしょう。
この試合を、すさまじい気迫で勝利。山崎の決勝ゴールはシビレましたね。勝った後にヤマハのアウェイスタンドと選手たちが5回腕を上げるのをやったシーンは、鳥肌が立ちました。
結果的には、2nd2ステージの後半戦はその試合しか勝っていないんですが、その3ポイントが効いたからこその残留。
言いたいことは山ほどあったと思いますが、我慢し続けてなんとか耐えきった新潟サポーターの皆さんにこの賞を受賞してもらいたいと思います。
J2:FC岐阜サポーター
いつもの年と同様に、2016年も下から4番以内を常にうろうろしていた岐阜。
最下位の金沢にすら負けた時にはさすがのラモスさんも解任されてしまいましたね。早くお元気になられることを願っています。
そんなチームを今年も残留させるべく大活躍してくれていたのが、岐阜サポーターの皆さん。
レオミネイロのおかげで相手が10分経たずに退場したにもかかわらずずっと0-1で負けていた愛媛戦を、アディショナルタイムでのロシャのまぐれっぽい直接CKで勝った試合では、終了直後に滝のような大雨でずぶ濡れになりながら喜んでいる皆さんの姿が印象的でした。
ああいう試合でのあれほどの応援は、よっぽどクラブを愛していないとできないですよ。
10月末の北九州との残留争い直接対決で0-3で負けた時にはさすがにまずいと思いましたが、その直後、私が観に行ったホームの群馬戦でも、相手が前半で退場しながら(これもレオミネイロのおかげ)先制され、ずっと0-1で負けていたにもかかわらず、そこから鮮やかな逆転勝利。4千人にも満たない人数とは思えないくらいの熱気でした!
終わってみれば、年間の半分の試合を負けているチームにもかかわらず、最後はホーム3戦全勝。
今季はブービーでも自動降格となりさらにサバイバル度が増すJ2ですが、もう1ステップ上の順位を維持してくれることを期待しています。
以上、今回は全4回の3回目の記事として、2つの賞を送らせていただきました。
次回で2016年シーズンの『俺Jリーグアウォーズ』は終了となります。
勝手なチョイスにお付き合いいただき、いつもありがとうございます。
最終回の表彰も、ぜひお楽しみに!
・関連記事・
当サイトに掲載されているすべての記事・写真について、無断転載・転用を禁じます。
Copyright 2017 放浪サッカーファンが贈る!お役立ち情報 All Rights Reserved.